斉藤選手、母校で交流 パリ五輪女子やり投げ代表、児童に投てき指導も 茨城・龍ケ崎
茨城県龍ケ崎市出身でパリ五輪大会陸上女子やり投げに出場した斉藤真理菜選手(29)=スズキ=が6日、母校の市立龍ケ崎小(石崎和雄校長)を訪問した。講演のほか、やり投げの投てきの指導も行い全校児童約300人と交流した。
斉藤選手は講演で、昨年、同小を訪れた際に宣言した五輪出場を果たしたことについて「有言実行できて良かった」と笑顔。その上で「将来の夢やできたらいいなと思っていることを、言葉に出すことが大事」と呼びかけた。
投てきの指導では、やりを投げる時の体の使い方を解説。やり投げの基本を覚える「ジャベリックボール」を使って実演し「ボールの握り方、腕を後ろから前に大きく振ること、目線の三つを意識して」とアドバイスした。
指導を受けた4年のジェリケールラファエルさん(10)は「緊張したが楽しかった」、5年の吉川和咲さん(10)は「有言実行で夢をかなえていてすごい」とそれぞれ話した。6年の海老原凜さん(12)は「次の五輪は優勝目指して頑張って」とエールを送った。