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ハイエース大量窃盗 110台超、容疑で4人逮捕 被害1億円 茨城県警など合同捜査班

解体に使われていたとみられるヤード(茨城県警提供)
解体に使われていたとみられるヤード(茨城県警提供)


茨城、千葉両県警の合同捜査班は7日、トヨタ「ハイエース」など貨物自動車を盗んだとして、潮来市、中古自動車販売業、被告の男(56)=窃盗罪で起訴=らスリランカ国籍の男4人を逮捕、送検し、捜査を終えたと発表した。茨城など関東5県で110台以上、計約1億円の被害があったとみている。

逮捕、送検容疑は、2022年12月18日~24年5月17日ごろ、茨城、千葉、群馬、埼玉、栃木の5県で、ハイエースやいすゞ「エルフ」など貨物自動車を盗んだ疑い。被告の男は容疑を否認している。

茨城県警の行方、土浦、神栖、水戸の4署と同県警捜査3課など捜査班によると、同県内では土浦市や稲敷市を中心に、18市町で犯行を繰り返していた。被告の男が地域や車種を選んで指示し、ほかの3人が実行役となって見張り、解体など役割を分担していたという。

4人は知人関係で、民家やホテル、会社の駐車場などから夜間盗んだ車を茨城県内のヤードに持ち込んで解体し、エンジンなど部品を国内の業者に販売していた。



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