茨城・守谷市長選 3氏か 10日告示、現新の争いに
茨城県守谷市長選は10日、告示される。3選を目指す現職の松丸修久氏(70)、新人で前市議の梶岡香織氏(42)、新人で前市議の渡辺秀一氏(52)がいずれも無所属で立候補を表明しており、現新3氏の争いになる見通し。
松丸氏は2016年から現職。つくばエクスプレス東京駅延伸やスマートインターチェンジ早期開通、新守谷駅の土地区画整理事業を訴える。県議と市議12人の支援、自民党県第3選挙区支部、同守谷支部、公明県本部の推薦を得た。
梶岡氏は2月の市議選でトップ当選し、10月末に辞職した。自動運転バス導入など公共交通整備や駅前送迎保育ステーション設置、給食費と子ども医療費無償化などを主張。「完全無所属の市民党」を掲げ、透明性ある市政運営を訴える。
渡辺氏は12年から市議を務め、4期目の9月に辞職。循環バスなど公共交通整備や守谷駅前の複合施設建設、駅前送迎保育ステーション、給食費無償化、中高生の通学定期券補助などを掲げる。同じ会派だった市議3人が支援する。
市議補選(欠員2)も同日公示され、新人4人が立候補を予定している。
投票は17日午前7時から午後8時まで市内21カ所で行われ、同9時から百合ケ丘の市立黒内小学校体育館で開票される。有権者数は5万7262人(10月14日現在)。