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正月飾り、しめ縄 新年に願い込め 常陸太田、製作ピーク 茨城

紅白の扇など縁起物をしめ縄に飾り付ける女性ら=常陸太田市大中町、高松美鈴撮影
紅白の扇など縁起物をしめ縄に飾り付ける女性ら=常陸太田市大中町、高松美鈴撮影


茨城県常陸太田市大中町の市高齢者生産活動センター「さとみ」で正月飾りやしめ縄作りがピークを迎えている。昨年に比べ全国からの注文は1割増え、例年より作業を前倒しした。

神社に飾るしめ縄をはじめ、正月に玄関などにつるす家庭用のしめ飾りなどを手がける。材料のわらは自家製。鮮やかな緑色を保つため、穂が付く前の夏場に刈り取り、すぐに乾燥させるという。

メンバーらは朝早くから一つ一つ、丁寧に作り上げている。正月飾り担当の吉沢順子さん(72)は「縁起物なので扇子の広がりや飾りのナンテンなどがよく見えるよう気を付けている。皆さんが良い1年を過ごせるよう願いを込めている」と話した。作業は12月下旬まで続く。



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