茨城・古河市長選 3氏か 17日告示、現元新争いへ
茨城県古河市長選は17日、告示される。3選を目指す現職の針谷力氏(63)、元職でスーパー運営会社顧問の菅谷憲一郎氏(72)、新人で県議の森田悦男氏(74)の3人がいずれも無所属で立候補を表明しており、現元新3氏の争いになる見通し。
針谷氏は未来産業用地開発事業の進展や地方債180億円削減など、2期8年の実績を強調。進行する開発事業を挙げ、「方向性を付け、さらに進めていきたい」と市政継続を訴える。
菅谷氏は旧総和町長、県議を経て2012年から市長1期務めた。市が進める新公会堂の建設に対し、「120億円の文化センター建設が計画されている。阻止したい」と訴える。
森田氏は県議7期目。市長選では前回、前々回は針谷氏を支持していたが「スピード感を持って施策を進める市に変える」と主張。ふるさと納税額の大幅増による財源確保などを掲げる。
市議補選(欠員1)も同日告示され、6人が立候補を予定している。
投票は24日午前7時から午後6時まで、市内57カ所で行われ、同7時半から下大野の市中央運動公園総合体育館で開票される。有権者は11万6661人(10月14日現在)。