取手で自転車とアートの祭典 茨城
アートと自転車のコラボイベント「サイクルアートフェスティバル2024」が17日、茨城県取手市白山の楽天Kドリームスバンク取手(取手競輪場)であり、コース内を走るバンク試走体験やアートイベントで参加者が自転車と芸術に触れた。茨城県と同市が主催した。
市内に東京芸術大取手校地があり、市はアートのまちづくりを掲げる。同フェスは、芸術と競輪に親しんでもらおうと2005年に始まり17回目。この日は同大学生らが会場に作品を展示し、ワークショップを開催。また希望者が愛用の自転車を持ち込んだり、競輪用自転車を借りたりして、1周400メートルのコースを走った。
姉妹で参加した吉田早希さん(13)は「コース内の坂を上りながら走るのがきつかった」、早織さん(8)も「初めてで楽しかった」とそれぞれ話した。