まるで鳥のよう? サツマイモに笑顔 茨城町で収穫
鳥のような形をしたサツマイモが茨城県茨城町下雨ケ谷、和家秋雄さん(78)方の畑で収穫され、家族や近隣住民の楽しませている。
サツマイモの品種は紅はるかで、長さ47センチ、重さ1.8キロ。干し芋用として、家庭菜園で約50本栽培したうちの1本で、5月に苗を植え、今月8日ごろに収穫した。土から手で掘り出した際は気付かず、選別作業中に目に留まった。茎に近い部分がすらりと伸びた首やくちばし、根の部分が尾のように見え、和家さんは「鳥が卵を温めているかのよう」と話す。「こんな形のサツマイモは初めて見た。大変驚いた」と興奮気味に語った。
家族や近隣住民の間でも「鳥に似ている」と話題になり、写真に収めていく人もいたという。和家さんは「しばらくの間は自宅に飾り、みんなで楽しみたい」と笑顔だった。