ご当地コロッケが集結する第8回全国コロッケフェスティバルが24日、茨城県龍ケ崎市の市役所駐車場であり、大勢の来場者が各店自慢のコロッケの味を堪能した。フェスには同市をはじめ全国の29店舗が出店。兵庫県の「室津牡蠣(がき)クリーミーコロッケ」(洋風食堂サンサーラ)が投票でグランプリに選ばれた。

地元の愛国学園大付属龍ケ崎高の生徒もブースを構え、リンゴを使ったコロッケを販売。同校3年、吉田百花さん(17)は「お客さんに声をかけられたり、たくさん買ってもらったりしてうれしかった。すぐに完売して驚いた」と笑顔を見せた。

来場者はコロッケを食べ比べ、個性豊かな一品を楽しんだ。市内から家族で訪れた斉藤智也さん(49)は、グランプリに輝いたコロッケを頬張りながら「牡蠣の風味がしっかりしておいしい」と話した。