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「わらぼっち」うずたかく 12月イルミも 茨城・大子

わらを積み上げて最後のわらぼっちを完成させる、外大野しだれ桜生瀬会のメンバーら=大子町外大野
わらを積み上げて最後のわらぼっちを完成させる、外大野しだれ桜生瀬会のメンバーら=大子町外大野


茨城県内各地で冷え込みの強まった24日、冬の風物詩「わらぼっち」作りが、同県大子町外大野の「外大野シダレザクラ」周辺で進められた。

わらぼっちは、脱穀後の稲わらを田んぼに積み上げたもの。稲わらを天日で乾かし、家畜の餌や野菜栽培などに使う。シダレザクラ周辺には、高さ約4メートル、幅約4メートルのわらぼっち5基が組まれた。この日、外大野しだれ桜生瀬会のメンバーらが、最後の1基を作り上げた。

同会の斉藤恵一郎代表(54)は「3基は中に入ることができる。構造などを見てほしい。12月中旬から夜間のイルミネーション点灯も行う予定」と話した。地元の渡辺公朋さん(81)は「昔ながらの風景を見に来てほしい」と笑顔を見せた。



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