《解説》茨城・古河市長に針谷氏3選 まちづくり推進訴え支持
現元新3氏による三つどもえの争いとなった茨城県古河市長選は、市政の継続を訴えた現職の針谷力氏が3回目の当選を果たした。2期8年の実績が評価されるとともに、区画整理事業や産業用地開発などの事業によるまちづくりの推進を掲げた針谷氏に、有権者は引き続き市政を託した。
針谷氏は、現在進めている古河駅東部土地区画整理事業や東山田・谷貝地区で行われている未来産業用地開発事業が進展していることを挙げた上で、今後さらに促進させる必要性を強調。また、大堤地区における開発事業について「この事業を前に進め、未来に向け市を躍進させる」と訴え、支持を広げた。
選挙戦では、これまで針谷氏を支援してきた元県議の森田悦男氏が対抗馬となったことで分裂したが、針谷氏は公明党県連の推薦を得るとともに、自民党県連古河支部が支援、市議10人や各種団体が後押し、後援会もフル稼働して票を固めた。
ただ投票率は45.10%と前回の45.99%をさらに下回り、過去最低を更新した。市が進める新公会堂の整備や財源確保の手法などで論戦が繰り広げられたが、いまひとつ有権者の関心は高まらなかったといえる。
市は各開発事業の促進のほかにも、古河駅西口周辺の再開発、商業や農業の振興など多くの課題がある。また、選挙戦で生じたしこりを取り除く必要もある。まずは掲げた公約を着実に実現することが求められる。











