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茨城県内企業の魅力知って 県、水戸で初の業界研究会

企業ブースを訪れ、担当者の説明を聞く学生ら(右側)=水戸市宮町
企業ブースを訪れ、担当者の説明を聞く学生ら(右側)=水戸市宮町


本格的に就職活動に臨む学生に茨城県内企業を知ってもらおうと、県は25日、同県水戸市内のホテルで「チャレンジいばらき業界研究会」を初めて開催した。2026年卒業予定者を中心に、県内外の大学や専門学校に通う学生55人が参加し、各企業の説明を熱心に聞いた。

県内に本社や事業所がある企業や団体28社が出展。業種は情報通信や製造、宿泊、小売業などが集まった。県は、早い段階で県内企業の魅力を知り、県内での就職を視野に入れてもらう考え。

初めに各企業が1分間で会社について簡単に紹介し、「ぜひブースに来てください」と呼びかけた。その後学生らは興味のあるブースを訪れ、約30分間の説明を受けた。

業務内容や福利厚生だけでなく、会社の雰囲気ややりがいなど、直接交流できる場ならではのやりとりも見られた。

県内の専門学校に通う竹内沙藍さん(19)は「社内の雰囲気を聞いた。就職活動の方向性に生かせたら」と話した。

ホームセンターを展開する山新総務部の鳥内昭平さん(26)は「地元志向の学生も多い。地元で働けることをアピールできた」と振り返った。



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