堂込氏 国民会派入り 「政策で同じ思い」 参院茨城選挙区
参院は25日、茨城選挙区選出で無所属の堂込麻紀子氏(49)が参院会派「国民民主党・新緑風会」に入会したと発表した。同日付。28日召集の臨時国会から同会派で活動する。
茨城新聞の取材に堂込氏は「可処分所得(手取り)を増やす政策で同じ思いを持つ」と国民会派入りの理由を説明。本会議で発言機会が得られるなど、活動の場や知見の拡大につながることも動機に挙げた。
2022年の参院選では、執行委員を務めていた連合茨城と立民、国民の支援を受けて初当選した。国民民主党入りについては「現時点で考えていない」と強調。2党1団体の枠組みを大事にしながら、「政党入りは今後議論したい」と話すにとどめた。
国民会派入りを巡っては、今年3月に連合茨城内の理解を得た上で、両党と調整を図ってきたという。連合茨城は「活躍の場が広がるのは喜ばしい。働くことを軸とする安心社会を目指すという点を基本に、組織内議員として仕事を全うしてほしい」としている。
新たな会派別勢力は次の通りとなった。自民党113▽立憲民主・社民・無所属42▽公明党27▽日本維新の会18▽国民民主党・新緑風会12▽共産党11▽れいわ新選組5▽沖縄の風2▽NHKから国民を守る党2▽無所属8▽欠員8。