大イチョウ、色鮮やか 行方の西蓮寺 茨城
茨城県行方市西蓮寺の西蓮寺(嘉堂英源住職)の大イチョウの葉が鮮やかな黄色に染まり、見頃を迎えている。
境内には高さ25メートルと27メートルの大樹が2本あり、ともに樹齢1000年以上といわれ、県指定天然記念物となっている。高さ25メートルのイチョウは完全に染まり、光が当たった部分は黄金色にも見え、訪れた人は巨樹を見上げながら、スマートフォンなどを向けていた。
同県水戸市下野町の内藤喜美恵さん(77)は「太い幹周りに迫力を感じ、色が鮮やかで、きれいなのに驚いた」と話した。嘉堂住職によると、今月中旬ごろまで黄葉は楽しめ、境内を敷き詰める落ち葉も見どころだという。