児童ら工事現場見学 ショベルカー試乗も 潮来・延方小 茨城
地域に貢献する建設業の意義と魅力を子どもたちに知ってもらおうと、茨城県潮来市内で「東関東自動車道(東関道)延方西地区改良工事」を手がける本間組東京支店(東京都千代田区)は4日、潮来市立延方小の4年生51人を招いて現場見学会を開いた。
現在、東関道水戸線潮来インターチェンジ(IC)-鉾田IC間(延長30.9キロ)の工事が行われており、この日公開されたのは、同社が施工する400メートル区間の一部。児童たちは、同社の工事担当者らから工事概要の説明を受けた後、パワーショベルに試乗したり、ブルドーザーやロードローラーを使った盛り土工事の様子などを見学したりした。
熱心に見学していた粉名内理央(こなうちりお)さんは「ショベルカーから見る景色はすごくきれいだったし、楽しかった」と笑顔を見せた。同社の阿部真也総務課長は「建設途中の東関道を地元の小学生に見てもらうことで、建設業のスケールの大きさを肌で感じてもらい、将来、建設業に就きたいと思ってくれる人が出てきてくれるとありがたい」と話した。