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「北星」イベント中止 渋滞や路上駐車指摘 真岡鉄道 茨城・栃木

「北星」のヘッドマークを付けたディーゼル機関車(真岡鉄道提供)
「北星」のヘッドマークを付けたディーゼル機関車(真岡鉄道提供)


茨城県筑西市と栃木県茂木町を結ぶ真岡鉄道(同県真岡市)は6日までに、ディーゼル機関車(DL)に記念のヘッドマークを付けるイベントを中止すると発表した。写真撮影による沿線周辺の交通渋滞や、路上駐車を指摘する意見が住民から寄せられたことなどから、「沿線の安全確保は大変厳しい」と判断した。

同鉄道によると、ヘッドマークは「北星」で、かつて同県内で同型の機関車が装着していた。同DLの同鉄道就役20年を記念しスタッフが再現して取り付けるイベントを企画。11月30日と12月1日に運行したところ、大勢のファンが集まった一方、住民から交通渋滞などを指摘する意見が寄せられた。

列車の乗務員からも「パトカーが巡回している」といった報告があり、22日までの土日に走らせる予定を中止した。同鉄道担当者は「今後は、同じような企画は十分議論して行っていく」と話した。



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