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茨城県議古河市区補選告示 新人4氏が立候補

秋山政明氏、森田卓歩氏、諏訪泰則氏、小山高正氏(左から届け出順)
秋山政明氏、森田卓歩氏、諏訪泰則氏、小山高正氏(左から届け出順)


衆院選と茨城県古河市長選に立候補した県議各1人の失職に伴う県議選の古河市区補選(欠員2)は6日告示され、いずれも無所属新人で、元市議の秋山政明氏(40)、元団体職員の森田卓歩氏(51)、農業の諏訪泰則氏(48)、元市議の小山高正氏(50)の4人が立候補を届け出た。

秋山氏は午前、同市駒羽根の選挙事務所で第一声。多様な働き方の提案や防災力の向上などを公約に掲げ、「あらゆる人が安心して生きていける社会を目指したい。子育てや教育、医療福祉の充実へ力を尽くす」と呼びかけた。

森田氏は午前、同市仁連の選挙事務所で出発式を行った。県と市が一体となった地域振興などを公約に、「人口減少が続く中、農業、商工業の活性化が必要だ」と主張。「筑西幹線道路の整備を進め、小児医療を拡充したい」と訴えた。

諏訪氏は選挙カーで市内を巡り、「農業をはじめとする第1次産業はとても重要。それを守り育む環境をつくらなければならない」と訴えた。オーガニック給食の推進などを掲げ「県民の食と健康を守っていきたい」と主張した。

小山氏は、同市原町の自宅兼選挙事務所から出発。貧困や虐待の撲滅、地域医療体制の確立などを掲げ、「介護や福祉に携わる自分だからこそ、現場の声を県政に届けられる。介護や障害分野の事業者が働きやすい環境を」と訴えた。

投票は15日午前7時から午後6時まで市内57カ所で行われ、同7時半から下大野の市中央運動公園総合体育館で開票される。有権者は11万6473人(5日現在)。

■県議古河市区補選立候補者(届け出順)
秋山政明(あきやままさあき) 40 無新
【略歴】障害児支援団体ブラーノ理事[元]古河市議1期、リクルート社員。米国州立サウスアラバマ大卒。下大野

森田卓歩(もりたたくほ) 51 無新
【略歴】[元]古河市商工会経営支援課長、県商工会連合会広域支援センター長。城西大卒。仁連

諏訪泰則(すわやすのり) 48 無新
【略歴】諏訪農園経営元参政党県連選対本部長。立正大卒。稲宮

小山高正(おやまたかまさ) 50 無新
【略歴】障害児通所施設こどもサポートプロジェクト役員[元]古河市議1期、県立学校職員。人間総合科学大卒。原町

年齢は投票日現在。白抜き数字は当選回数。略歴は、現職、元経歴、学歴、現住所。末尾の四角囲みは推薦・支持政党



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