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オタ芸で事故ゼロ訴え 年末警戒、茨城県警が決起集会 ひたちなか

「オタ芸」を披露しながら反射材の着用などを呼びかける県警の警察官と那珂湊高の生徒ら(県警提供)
「オタ芸」を披露しながら反射材の着用などを呼びかける県警の警察官と那珂湊高の生徒ら(県警提供)


年末の交通事故防止茨城県民運動(1~15日)に合わせ県警は5日、同県ひたちなか市南神敷台の那珂湊総合福祉センター(しあわせプラザ)で「交通事故ゼロ決起集会」を開いた。県警は交流サイト(SNS)の再生回数が約60万回を超えた「オタ芸」を披露して交通安全をアピールした。

集会は、県警や県交通安全協会ほか、同市のなかや保育園の園児など約100人が参加。園児らは大太鼓やシンバルによる演奏をして「おとうさん、おかあさん、車のライトは早めにつけてね」と呼びかけた。県警音楽隊とカラーガード隊はシートベルト着用や飲酒運転禁止などを啓発した。

また、警察官による「オタ芸」が初めて披露され、県立那珂湊高の高校生らと切れのあるダンスで光を放った。交通道路の整備などで使用する「停止灯」を音楽に合わせて激しく振り、会場に衝撃を与えた。年末にかけて日没が早まるのに備え「反射材やライトをつけることは恥ずかしいことではない。光ることで運転手に自分の存在を示してほしい」と促した。

青柳信明交通部長は「年末は人の動きも活発になる。交通安全を第一に、楽しい年末年始を過ごしてほしい」と語った。

同保育園に通う娘の発表を見に来た、ひたちなか市の清水夏穂さん(34)は「これからもライトは、暗くなる前につけることを心がけたい」と話した。



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