SNS型ロマンス詐欺か 会社員男性1010万円被害 茨城・取手
茨城県警取手署は12日、同県取手市、会社員、男性(62)が交流サイト(SNS)で知り合った女性を名乗る者から現金1010万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型ロマンス詐欺事件として捜査している。
同署によると、8月20日、男性の交流サイトLINE(ライン)に、大阪府内に住む女性を名乗る者から「仲良くなりませんか?」などとメッセージが届いた。好意を抱いた男性は、相手から「一緒にお金を稼ぐことを望んでいる」などと為替取引に関する投資と、為替取引所の担当者を名乗る者のラインアカウントの追加を勧められ、取引に必要とされたアプリをダウンロード。9月27日から10月31日までの間、指定された口座に11回にわたって現金計1010万円を振り込み、だまし取られた。