小規模事業者の新商品PR 水戸商議所が広報支援 初の公開記者発表会 茨城
茨城県水戸市内の小規模事業者の新商品や新サービスの広報を支援しようと、水戸商工会議所(内藤学会頭)は12日、水戸市笠原町の県庁で、メディアなど向けの公開記者発表会を初めて開いた。自社の商品やサービスなどの魅力を高めて提供するのが狙い。市内の小規模事業者9社が参加し、利点や特徴についてプレゼンテーションした。
公開記者発表会は広報支援事業の一環。内藤会頭は冒頭で「広報をお手伝いすることで、魅力的な商品やサービスが市内に増え、魅力向上や商工業の発展につながる」とあいさつした。
この日登壇したのは、アイルマネーマネジメント▽SAIKYO▽ライフハピネス▽フィットネスクラブT▽レイディアス▽頂▽正直や▽ぬりや「MITO BREWING 大工町醸造所」▽モダンデンタル中庭歯科医院-の9社。
各社の代表らが大型画面に事業内容を映し、自らの言葉で3分間、メディアや関係者に説明した。
正直や(水戸市泉町)は、コケとジオラマを使った「テラリウム」ワークショップの事業を発表。店主の小松香織さん(56)は「異業種の方と知り合える貴重な機会となった」と感想を述べた。中庭歯科医院(同市河和田)は、ほうれい線を目立ちにくくするマウスピースを開発した。中庭麻友子院長(47)は「『あったらいいな』を形にした。商品をアピールできたら」と話した。