日本原子力研究開発機構 酒気帯び運転疑いの30代職員懲戒処分 停職3カ月 茨城
日本原子力研究開発機構は13日、茨城県ひたちなか市で酒気帯びで乗用車を運転し、県警に摘発されたとして、核燃料サイクル工学機構(同県東海村村松)の30代男性職員を停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。処分は同日付。
機構によると、男性職員は10月19日午前2時ごろ、JR勝田駅周辺の駐車場から自家用車を運転。間もなく県警ひたちなか署員から呼気検査を求められ、基準値を超えるアルコールが検出されたことから、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で摘発されたという。
男性職員は同18日夜、同市の飲食店で開かれた所属部署の懇親会に参加。その後も他の店を回り、運転前に計3店でビールをコップ約20杯飲んだ。機構の聞き取りに対し、反省の意を示す一方、当時について「よく覚えていない」と話しているという。
このほか、機構は男性職員の上司の50代男性課長を管理監督の責任で戒告処分とした。