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水戸の魅力 映画で紹介 市役所でFC展、26日まで 茨城

水戸市内のロケ地などを紹介した展示パネルに見入る来場者=同市中央
水戸市内のロケ地などを紹介した展示パネルに見入る来場者=同市中央
映画「はたらく細胞」撮影の様子=水戸市渡里町の那珂機場(水戸フィルムコミッション提供)
映画「はたらく細胞」撮影の様子=水戸市渡里町の那珂機場(水戸フィルムコミッション提供)


茨城県水戸市内でのロケ地撮影を支援しているみとフィルムコミッション(FC)の事業やロケ地を紹介した「みとフィルムコミッション展」が13日、同市中央の市役所多目的スペースで始まった。同日公開され、市内がロケ地となった映画「はたらく細胞」の応援企画展も併催され、来場者が映画やFCに関するトークショーを通じて水戸の風景や建造物の魅力に触れた。入場無料で26日まで。閉庁の土日も開いている。

みとFCは、2012年に市の組織改編で広報広聴課がみとの魅力発信課となったことに伴い、同課のイメージアップ係に置かれている。同FCは映画の撮影を誘致し、ロケ地の情報発信や〝聖地巡礼〟としての誘客を狙い12~23年で約550作品に携わった。

今回は同FC初の企画展で、1932年から約60年稼働した旧芦山浄水場(同市渡里町)をロケ地とした映画「カメラを止めるな!」(2017年)や、建築家の新居千秋氏が設計したドーム状の外観が特徴の市立西部図書館(同市堀町)を舞台にした映画「図書館戦争」シリーズ(13~15年)などについて、出演者のサインや映画のポスター、詳しい地図を並べた。

「はたらく細胞」展は映画や出演者のコメントを紹介したパネルや、撮影で使われた小道具、出演者のサインを展示。稼働前の霞ケ浦導水那珂機場(同市渡里町)、水戸赤十字病院(同市三の丸)で撮影された。

この日のトークショーでは同FCの谷田部智章さんが市内のロケ地と映画、FCの目的を紹介し、「普段の生活で思い入れのない所がスクリーンに映り、いいなと思うことがある。何げない場所が自慢や誇りになってほしい」と話した。トークショーは14日(午前11時)と、22日(同10時半と午後2時)も行われる。



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