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ニセ電話詐欺か 水戸の76歳女性、1220万円被害 茨城

茨城県警察本部=水戸市笠原町
茨城県警察本部=水戸市笠原町


茨城県警は17日、同県水戸市、無職、女性(76)が、日本個人データ保護協会職員を名乗る男らに現金約1220万円をだまし取られたと発表した。県警はニセ電話詐欺事件とみて調べている。

県警組織犯罪対策1課によると、11月8日、女性の携帯電話に「未納料金がある」とメッセージが届いた。記載されていた連絡先に電話したところ、NTTの社員を名乗る男に「あなたの携帯電話から個人情報が漏れている可能性がある」などと言われ、同協会の連絡先を案内された。さらに同協会や日本ネットワーク保護協会の職員を名乗る男から「有料サイトの未納料金がある」「あなたの携帯電話はハッキングされ、ランサムウェアが検出されている。被害が出ていて、あなたも逮捕されてしまう可能性がある」などと連絡があり、女性は同日から26日までの間、市内の金融機関のATMで計122回にわたって指示された口座に現金計約1220万円を振り込み、だまし取られた。



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