茨城県石岡市は17日、昨年7月13日に同県龍ケ崎市内で偽造した1万円札を使用したとして、偽造通貨行使の疑いで逮捕、起訴された市消防本部総務課長、被告の男(51)を懲戒免職とした。同日付。

男は、龍ケ崎市内のホテルで女性(19)に偽造した10枚の1万円札を本物と装って手渡した疑いで今年11月26日に逮捕、16日に起訴された。

管理監督責任者として消防長を戒告、消防次長と当時消防次長兼署長だった主査を訓告とした。

谷島洋司市長は「職員一人一人が改めて職務倫理を自覚し、職員一同で市政に対する信頼回復に全力を尽くしたい」とコメントした。