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茨城県教委 教員前倒し選考 5月に 27年度採用、12月から早める

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県教育委員会は17日、2026年度採用教員選考試験の日程と、27年度採用の大学3年生対象前倒し選考のスケジュールを発表した。前倒し選考は試験実施時期をこれまでの12月から5月に早め、教員を目指す学生の早期確保を目指す。

26年度採用教員選考試験は1次試験を25年5月11日に実施。教育関連の法令や歴史などを問う「教職専門」は廃止となる。2次試験は小中高・養護・栄養が同7月12、13日、特別支援学校が同7月19、20日。合格発表は同8月上旬の予定。企業採用で広く使われる「総合能力試験(SPI3)」を活用した選考の1次試験は同4月21日~5月16日の期間に実施する。

教員志願者確保に当たってはエン・ジャパン(東京)の採用支援サービスを活用し、民間からの転職希望者などにアプローチする。

27年度採用の大学3年生対象前倒し選考は、26年度採用1次試験と同日に実施。前倒し選考の実施時期をこれまでより早め、近隣都県よりも早期に実施することで志願者の確保につなげる。出願期間はいずれも25年2月25日~同3月24日。

教職専門廃止に伴う研修等の充実について、柳橋常喜教育長は「教職教養の中の教育原理や教育心理など基本になる部分を中心に研修計画を立てていく」と説明している。



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