成人式 25年1月11、12日 40市町村が「一斉型」 茨城
茨城県教育委員会は18日、2025年1月の成人式に関する調査結果を発表した。県内44市町村全てが同11、12日の2日間に実施し、11日に那珂市や常総市など5市村、12日にその他39市町村が式典を行う予定。1カ所で同じ時間に実施する「一斉型」が40市町村を占めた。
県教委によると、11月1日時点で、本年度に満20歳になる式典参加対象者数は前年度比205人増の2万7720人。県人口に占める割合は0.98%。ピーク時1993年度の4万9974人と比べ、本年度は44.5%減となっている。
満20歳の人数が最も多いのはつくば市で2927人。次いで水戸市が2443人、日立市が1596人。最も少ないのは河内町で57人。次いで五霞町が64人、大子町が101人。
25年1月11日に実施するのが那珂、東海、結城、筑西、常総の計5市村。会場1カ所で午前と午後の2部制とするのは水戸、日立、つくばの3市。
会場を複数に分け、同時進行とするのは筑西市のみ。このほか40市町村は会場1カ所で、参加者全員が一斉に行う。
民法改正で22年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたが、式典は県内全市町村で満20歳を対象に開かれる。対象年齢の変更を検討・予定している市町村はないという。