茨城県全域インフル注意報 手足口病警報は解除
茨城県は19日、インフルエンザの1週間の患者報告数が定点当たり10人を超えたとして、県内全域に注意報を発令した。県内保健所別では、七つの保健所管内が注意報級に達している。一方、手足口病は定点当たり2人を下回ったとして、流行警報を解除した。
県感染症対策室によると、インフルエンザは9~15日の週に14.20人となり、前週の7.02人の2倍超に拡大した。
県内保健所別では、中央、筑西、水戸市を除く七つの保健所管内が注意報級に達している。土浦が26.36人で最も多く、日立20.36人、古河20.00人、つくば16.53人、竜ケ崎14.75人、潮来11.54人、ひたちなか11.13人と続く。
同室は、手洗いや場面に応じたマスクの着用、予防接種などの感染予防策を呼びかけている。
9月19日に発令した手足口病の流行警報は解除した。当時は警報基準の5人を超えていたが、9~15日の週は前週比0.55人減の1.45人となり終息基準値を下回った。