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谷島石岡市長に辞職勧告 市議会が決議可決 市長は市議のハラスメント指摘 茨城

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茨城県石岡市議会は定例会最終日の20日、谷島洋司市長に対する辞職勧告決議案を賛成12、反対5、棄権3の賛成多数で可決した。法的拘束力はなく、市長は定例会閉会後、「反省すべきことは反省しながらも、市政をしっかり前に進めたい。一つ一つ問題を解決し、歯を食いしばって命を懸けてやる」と、決議に応じる意思がないことを明言した。

緊急動議を提出した山本進議員(無所属)は「市長にはわれわれが期待した信念、ビジョン、施策を選択し実行する指導力、市の未来を描く想像力も欠如している疑いがある」とし、谷島市政4年8カ月で思うように進展しなかった複合文化施設などの事業計画、市職員不祥事の管理責任などの事案を列挙。

さらに「われわれは市、市民をこの停滞から救い出し、未来を切り開くために、市長がその職を退くことが最善の道であると信じる」と訴えた。

これに対し市長は「議会のルールが無視されている。市職員に対するハラスメントや議会答弁の妨害などで、市職員が辞めたり、仕事に来られなくなったり、非常に残念なことが続いている。議員のハラスメントをしっかり直していきたい」と述べた。



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