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冬至でユズリンゴ風呂 立ち上る香り楽しむ 茨城・大子

ユズとリンゴの香りを楽しむ入浴客=大子町矢田
ユズとリンゴの香りを楽しむ入浴客=大子町矢田


1年で最も昼の時間が短くなる「冬至」の21日、茨城県内の温泉施設などでユズを入れたお風呂がお目見えした。

同県大子町矢田の日帰り温泉施設「森林の温泉(もりのいでゆ)」の大浴場には、地元のユズとリンゴが男湯と女湯合わせ、約320個が湯船に浮かび、入浴客は湯気とともに立ち上る香りを楽しんでいた。ユズは農家が出荷できない商品を使用している。

入浴客の同町矢田の寺嶋久美子さん(60)は「日頃から来ているが、毎年ユズとリンゴの風呂が楽しみ。香りが良くリラックスできる」と話した。同施設の藤田直樹支配人(58)は「『ゆず風呂』に入って今年の疲れを癒やしてほしい。冬至の風習を絶やさず続けていきたい」と語った。リンゴが入るゆず風呂は22日まで。



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