高校生茶道部集う 茨城県内28校230人交流 笠間・県陶芸美術館
茨城県内の高校茶道部が集う第9回高校生茶道部交流会(県教委主催)が22日、同県笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれた。県立と私立計28校の部員約230人が参加し、学校単位で模擬茶会をしたほか、同館所蔵の茶器に触れる体験も行われた。
交流会は、日本の伝統文化である茶道を学ぶ高校生の部活動を支援するとともに、陶芸に関心を持ってもらう狙いで、「茨城総文祭」が開かれた2014年に始まり、回を重ねている。
水戸一高が亭主側、竜ケ崎一高と古河二高が客側を務めた茶会では、参加校の顧問教諭や他校の部員らが見守る中、緊張感ある雰囲気でお点前が披露され、作法にのっとったやりとりが交わされた。
別室では、茶わんや水差しなど同館所蔵の茶器に触れてみる取り組みも。板谷波山の茶わんなど8点を生徒たちは手に取って、重みなどの感触を味わっていた。
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