正月の縁起物 ゴボウ最盛期 茨城・行方
縁起物として正月料理に使われるゴボウの収穫が最盛期を迎えている。茨城県行方市行戸の根菜農家4代目の塙宗泰さん(47)の畑では、家族と技能実習生ら9人が朝から出荷作業に追われている。
赤土で栽培されたゴボウを機械で堀り出し、数十本を手際よく束にした上、トラックで作業所に運び、選別や梱包(こんぽう)作業を行う。最盛期には1日当たり3~6トンを収穫。県内や東京中心に出荷される。収穫は来年2月上旬まで続く。
塙さんは「このゴボウは香りがとても良く、柔らかい。ゴボウはいろいろな料理に使え、縁起の良い食べ物なのでお正月に食べて、よい新年を迎えてほしい」と話した。