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ビール・醸彩エール販売 城西中生、ホップ栽培 茨城・龍ケ崎

「醸彩エール」のラベルを描いた城西中の石川陽菜さん(左から2人目)と皆川愛奈さん(同3人目)=龍ケ崎市川原代町
「醸彩エール」のラベルを描いた城西中の石川陽菜さん(左から2人目)と皆川愛奈さん(同3人目)=龍ケ崎市川原代町


茨城県龍ケ崎市川原代町の市立城西中(北沢宏校長)で育てたホップを使ったクラフトビール「醸彩エール」が出来上がり、今年も販売が始まった。2種類のラベルは生徒が図案を描いた。

一連の取り組みは2022年から始まった。売り上げの一部が学校に還元され、教材費などに充てられる。市教育委員会によると、ホップ栽培に関わることで経済や流通の仕組みを学んでもらうことが狙い。

今年のラベルの絵を描いたのは、3年の石川陽菜さん(15)と1年の皆川愛奈さん(13)。石川さんは自治体名にちなんで「龍」を大きく描いた。「城西中をもっと知ってもらいたい。ビールもおいしいと思ってもらえたら」と笑顔。皆川さんは同市の伝統芸能「撞舞(つくまい)」や名物のコロッケ、ブランド農産物「龍ケ崎トマト」などをあしらった。「手に取ってもらえたらうれしい」と話した。

ビール造りは今年も同県牛久市内の醸造会社「麦と葡萄」(角井智行代表)が担った。酒税法上は発泡酒に分類され、330ミリリットル入り737円。計千本が市内の酒屋などに並ぶ。

販売店は以下の通り。

▽銘酒の殿堂 飯野屋▽岩田商店▽あわや酒店▽智・酒屋▽地酒と自然食品 えびはら▽杉野商店▽FOOD OFFストッカー佐貫店



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