正月飾り 門松、着々 茨城・つくば
正月飾りの門松作りが茨城県つくば市蓮沼の造園業「古平園」で最盛期を迎えている。高さ1.2~1.8メートルの青々とした門松30対を職人たちが手作業で仕上げ、新年を迎える準備を進めている。
門松は新年に年神様が舞い降りる際の目印とされる。3本の真竹を立て、下部を松の葉で飾り、外側にわらを巻き付け縄で縛る。もみ殻で真竹を磨いてつやを出すなど、見栄えの良さにこだわりながら丁寧に仕上げる。25日に出荷が始まり、県内や千葉、東京の企業などに届けるという。
古平亘代表(43)は「日本の正月の文化である門松を通して、多くの人に幸せが訪れる一年になってほしい」と話した。