ライドシェア来月27日開始 牛久、つくば、土浦、下妻で運行 茨城
茨城県の牛久、つくば、土浦、下妻の4市が取り組む運送事業「公共ライドシェア」について、牛久市は25日、来年1月27日から運行を開始すると発表した。各市は今後、住民向け説明会や戸別のチラシ配布により周知を進める。
運行するのは、つくば市の桜ニュータウンと土浦市の天川団地を含む両市の市境▽つくば市の筑波山入り口付近▽下妻市内の国道125号以南の地域▽牛久市全域-の4地域。運行時間や運賃は各地域で異なる。
一般ドライバーが自家用車に有料で利用者を乗せる「ライドシェア」により、運転手不足などの課題解決を目指す。全体で約80人を目標に運転手人材バンクの登録を受け付け、牛久市では目標の17人を超える応募があった。
同市は1月14日から利用登録、20日から予約受け付けを始める。市街化調整区域に自宅または実家がある人が対象。ウェブや電話から登録、予約する。
運行期間は日曜祝日と年末年始を除き、午前8時から午後3時まで。片道運賃は中学生以上700円、65歳以上と障害者各600円など。公共施設や医療機関を含め約300地点との往復に利用できる。