包丁で刺され技能実習生死亡 容疑で同僚の男逮捕 茨城県警結城署
25日午後8時50分ごろ、茨城県結城市のベトナム国籍の技能実習生が暮らすプレハブ住宅で、「実習生同士がけんかしている」と技能実習生の雇用主の妻から119番通報があった。プレハブに住む同国籍の技能実習生男性(36)が包丁で背中などを刺され、搬送先の病院で死亡が確認された。県警結城署は殺人未遂の疑いで、同居する同国籍の男(24)を現行犯逮捕、容疑を殺人に切り替え、詳しい経緯や動機を調べている。同署によると、容疑を認めている。
逮捕容疑は同日午後8時半ごろ、雇用主の自宅敷地内にあるプレハブ住宅で、男性の左肩付近や背中などを複数回刺して殺害しようとした疑い。同署によると、2人は同僚で、プレハブに同居。犯行当時、男は酒を飲んでおり、男性と口論になっていた。
現場は同市立山川小から南西へ約2.5キロ。住宅が点在する田園地帯。