良い年願い 縁起物準備 石岡・常陸国総社宮 茨城
茨城県石岡市総社の常陸国総社宮(石崎雅比古宮司)で、正月に向けた準備が進められている。巫女(みこ)たちは縁起物の熊手にお札を差し入れる作業に追われた。
タイや小判、米俵などが装飾された熊手は福をかき集めるとされ、三が日は福を求める初詣客でにぎわう。手のひらサイズから約1メートルのものまで約10種類が広間に集められ、巫女たちは「来年がより良い1年になるように」と願いを込めて仕上げていった。
石崎貴比古禰宜(ねぎ)(46)は「来年は災害や事故のない穏やかな1年になってほしい」と話した。