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良い年願い 寒中みそぎ 石岡の常陸国総社宮 茨城

みそぎ場の冷たい水で心身を清める氏子青年会員ら=石岡市総社
みそぎ場の冷たい水で心身を清める氏子青年会員ら=石岡市総社


新年に向けて心身を清める「寒中みそぎ」が29日、茨城県石岡市総社の常陸国総社宮(石﨑雅比古宮司)で行われた。神職と氏子青年ひたみち会メンバーなど9人が冬の冷たい水に入り、来年が良い年になるよう願いを込めた。

冬らしい寒さを感じさせる風が吹き始めた午後3時ごろ、参加者はふんどし姿に着替えて境内に現れ、「エイッ、サー」と声を出しながら舟をこぐような動作をする「鳥船の行」で体を温めた。

その後、境内脇の崖の中腹から出る湧水をためたみそぎ場に移動。大きな声で「エイッ」と気合を入れて水に入り、大祓詞(おおはらえのことば)を約10分間唱えた。

参加したひたみち会の山内孝夫会長(46)は「石岡のまちが一つになるよう1年間活動してきた。若い世代にも参加を促し、活動をつなげていきたい」と期待した。



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