歳末漁師市にぎわう 霞ケ浦の味覚求め 茨城・行方
歳末漁師市(市漁業振興協議会主催)が29日、茨城県行方市玉造甲の「道の駅たまつくり」で開かれた。霞ケ浦で取れたばかりの生シラウオやフナをはじめ、シラウオや川エビのかき揚げなどを販売した。会場は、正月を前に旬の味覚を求める買い物客でにぎわった。
今年は、新たに2店が加わり、計5店が出店。初出店した「DR WOLF DISH(ドクター・ウルフ・ディッシュ)」(同市次木)は、霞ケ浦産アメリカナマズを使用した愛犬・愛猫用のフードやアメリカナマズジャーキーなどを並べた。
同じく初出店の飲食店「四川料理 麻辣十食」(同県つくば市天久保)は、霞ケ浦のアメリカナマズの唐揚げをピリ辛に炒めた料理やシラウオの卵炒めなどを販売。同店の女性スタッフは「アメリカナマズをただ単に駆除するのではなく、食べることで数を減らしていくことが大事。お店でも積極的にナマズ料理を提供していきたい」と話した。
このほか、シラウオの澄まし汁の無料配布(約300食)も行われた。