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「こたつ舟」 冬の水郷楽しむ 茨城・潮来

「こたつ舟」で水郷情緒を楽しむ観光客ら
「こたつ舟」で水郷情緒を楽しむ観光客ら


水郷の景色を眺める「冬のこたつ舟」が、茨城県潮来市潮来の津軽河岸あと広場付近で運航され、観光客を楽しませている。30日は観光客4組が乗船し、こたつに入ってミカンを味わいながらくつろいだ。

同広場からあやめ園までを折り返す約30分のコース。手こぎの「ろ舟」で、船頭が同市にまつわる今昔話を乗船客に語り聞かせながら進む。2023年まで冬季のイベントに合わせ臨時で実施していたが、今回は12月1日から24年3月30日まで月曜を除き連日運航している。

旅行で訪れた福島県の田中京子さん(52)は「30分だったが、居心地が良くてあっという間」と振り返った。家族で乗船した同市の窪谷桃衣さん(11)は「こたつが暖かかった」と話した。「いたこ」のまちづくり観光事業部、清水敏幸さん(62)は「寒い冬こそ、こたつでまったりしてください」とPRしている。



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