全国高校サッカー 明秀日立(茨城)、7大会ぶり8強 PK戦で帝京下す
第103回全国高校サッカー選手権第4日は2日、神奈川県川崎市のUvanceとどろきスタジアムbyFujitsuなどで3回戦8試合が行われ、茨城県代表の明秀日立は帝京(東京B)にPK戦で競り勝ち、7大会ぶりの8強入りを果たした。
明秀日立は後半1分、コーナーキックからの混戦で、こぼれ球をMF柴田健成(3年)が蹴り込み先制した。後半29分に追い付かれ1-1でPK戦に突入。明秀日立は5人全員が成功し、GK重松陽(同)が帝京の2人目を止めた。
準々決勝は4日に行われ、明秀日立は初の4強入りを懸け、東海大相模(神奈川)と対戦する。
■カウンターで応戦
【評】明秀日立が1-1から突入したPK戦を制した。前半は帝京にボールを保持されたが、カウンターで応戦した。後半開始早々、左CKを得ると、ゴール前の混戦から最後は柴田が決めて先制。追加点を狙って攻めたものの、同29分に同点に追い付かれた。試合終盤は守備の枚数を増やして帝京の猛攻をしのぎ、PK戦はGK重松が2人目を止めた。
▽3回戦
明秀日立 1-1 帝京(東京B)
0-0
1-1
(PK5-4)
▽得点者
【明】柴田(後1分)
【帝】土屋(後29分)
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