次の記事:学生「驚き」「楽しみ」 安全確保策に関心も 悠仁さま 筑波大合格 茨城 

大井川知事「未来 切り開こう」 年頭訓示 茨城県

大井川和彦知事の年頭訓示映像に耳を傾ける職員ら=県庁
大井川和彦知事の年頭訓示映像に耳を傾ける職員ら=県庁


茨城県内の官公庁は6日、正月休みを終え、新年の業務を開始した。県庁ではこの日、大井川和彦知事の年頭訓示を収録した映像が配信され、職員が業務の手を休めて各職場のテレビで視聴した。大井川知事は「茨城の未来を共に切り開いていこう」と呼びかけた。

県庁7階の県総務課では午前10時半ごろ、庁内テレビを通して職員が訓示に耳を傾けた。

大井川知事は3分半の映像の中で、昨年12月にスタートした緊急性のない救急搬送患者からの選定療養費徴収を巡り、救える命が救えなくなる最悪の事態を回避するため毅然(きぜん)として対応を進めたことは「全国に誇れる事例」と強調。前例や固定概念にとらわれず、県民の幸せを最大化するには何が最善か考えることが重要とし、「困難な課題から逃げずに果敢に挑戦してほしい」と訴えた。

県は2019年、仕事始め式に代わり、映像による知事訓示に切り替えた。翌20年から中継を収録映像の配信に変更し、庁内テレビで午前と午後の2回放送している。

訓示を聞いた同課の堤谷聡嗣課長は「県民のために何が最善かを考え、これからも引き続き取り組んでいきたい」と表情を引き締めた。



最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース