冬の時期に花を咲かせる「アイスチューリップ」が、茨城県ひたちなか市馬渡の国営ひたち海浜公園で赤や黄色など色鮮やかに咲きそろい、来訪者の目を楽しませている。

アイスチューリップは、球根を外気温より低い温度で保存した後に自然の温度環境に戻すことで、冬の時期の開花を促す。花持ちがよく、開花時期が長くなるという。同園内では、アイスチューリップ12種類1万4500本を、グラスハウスと記念の森レストハウスで見ることができる。グラスハウスでは海とのコラボも楽しめる。

同県東海村村松の横山帝子さん(76)は「冬に花を見ると心が温かくなる」と笑顔で話した。同園によると、アイスチューリップの見頃は今月中旬まで。