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「恩返しへ精進」 茨城県内5市村で二十歳の集い

中学時代の恩師と記念撮影する「二十歳の集い」の参加者=筑西市舟生
中学時代の恩師と記念撮影する「二十歳の集い」の参加者=筑西市舟生


成人の日(13日)にちなみ20歳の門出を祝う式典が11日、茨城県内では筑西市など5市村で開かれた。県教委によると、本年度に満20歳になる対象者数(2024年11月現在)は2万7720人。県内44市町村全てが11、12の両日に式典を行う。

筑西市の「二十歳の集い」は市内4地区で開かれた。晴れ着やスーツ姿の計723人が参加し、20歳の節目を祝った。

関城地区は同市舟生の市立生涯学習センター「ペアーノ」で開かれ、90人が集まった。須藤茂市長は式辞で「味方になってくれる家族、友達がいることを忘れないでほしい。決して現実から逃げ出したりせず、自信と勇気を持って前に進んでほしい」と激励した。

同地区実行委員の中村羽唯士さん(20)は「二十歳のメッセージ」を披露し、「多くの笑顔をくれる友達がいることに感謝している。みんなに出会えたことは本当に良かった」と周囲への感謝を伝えた。謝辞を述べた同実行委員長の野口友花さん(19)は「一人一人が自らの行動に責任を持ち、社会の一員として、これまでお世話になった方々に恩返しができるよう精進していく」と決意を述べた。

11日は同市のほか、結城、常総、那珂、東海で式典が開かれた。12日は水戸市やつくば市など39市町村で集いが開かれる。



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