県立中13校で入試 2365人受験 トラブル報告なし 水海道一高付4.45倍 茨城
茨城県の県立高付属中と県立中等教育学校計13校の入学者選抜検査が11日、各校で実施され、計2365人が受験した。倍率が最も高かったのは県立水海道一高付属中(定員40人)で4.45倍。県教育委員会によると、午後6時現在、各校からトラブルや出題ミスの報告はないという。
各校はこの日、2種類の適性検査と面接を実施した。県立水戸一高付属中(同県水戸市三の丸)では、朝からコートなどを着込んだ受験生が試験会場入り。同校では290人が受験し、午前9時25分ごろから問題用紙が配られ、緊張した様子で開始の合図を待った。
倍率はこのほか、高い順に、竜ケ崎一付(40人)4.35倍▽水戸一付(80人)3.63倍▽並木中等(160人)3.23倍▽日立一付(80人)2.81倍▽土浦一付(同)2.71倍▽下妻一付(40人)2.48倍▽鉾田一付(同)1.88倍▽鹿島付(同)、下館一付(同)1.78倍▽勝田中等(120人)1.74倍▽古河中等(同)1.58倍▽太田一付(40人)1.25倍-だった。
13校の事前辞退は計37人、当日欠席は計13人だった。また、体調不良などを訴えた計31人が別室で選抜検査を受けた。追検査など救済措置の実施はない。
合格発表は23日午前9時から。校内掲示は行わず、インターネット上で確認できる。