梅花ほころぶ 水戸・偕楽園 茨城
日本三名園の一つ「偕楽園」(茨城県水戸市常磐町)で梅の花が咲き始めた。澄んだ青空の下、白くかれんな花がほころび、一足早く春の息吹を伝えている。
園内に約100種3000本の梅が並ぶ。偕楽園公園センターによると、現在咲いているのは早咲き種の虎の尾、チャボ冬至、中咲き種の月宮殿。例年よりやや遅めの開花状況だという。2月上旬から順次見頃を迎える見通しで、同11日から「水戸の梅まつり」が開幕する。
家族6人で訪れた同市新原、小学6年、山口柚香さん(12)は「咲いている梅を見つけて歩くのが楽しかった。寒い中に頑張って咲いている梅はすごい」と話した。