J1鹿島 タイトル奪還へ一丸 鬼木監督、新体制を発表【更新】
サッカー・J1鹿島アントラーズの新体制発表会が12日、茨城県鹿嶋市宮中の高正U&Iセンターホールで開かれ、加入選手らが決意を示した。スローガンは「Football Dream(フットボールドリーム)ONE(ワン)」。川崎を強豪クラブに押し上げた鬼木達(とおる)新監督(50)の下、チーム一丸となって2016年度以来の国内タイトル奪還を目指す。
新スローガンには「勝利に向け鹿島ファミリー全員が一つとなり、全ての大会でナンバーワンを目指す」という意味が込められている。
小泉文明社長は今季の目標として「リーグタイトル奪還」と断言。「クラブが一貫性ある強化方針を示すとともに、勝つためのフットボールスタイル構築を図る」と力を込めた。
鬼木新監督は「クラブに関わる人全員でリーグ優勝という目標に向かっていけば、必ずたどり着くと思っている。鹿島らしさを前面に出して戦い、相手を圧倒するサッカーをしていきたい」と力強く意気込みを示した。
川崎で一時代を築いた新たな指揮官の下、「全員守備・全員攻撃」という意識を軸とした攻撃的なスタイルで覇権奪還を目指す。強化すべきポイントについて、鬼木監督は「どういう戦術かということよりも、全員でハードワークをして、攻めだけでなく守備でも攻撃的に戦うことを落とし込んでいきたい」と強調した。
新戦力は期限付き移籍からの復帰と、期限付き移籍から完全移籍への移行を含めて10人。C大阪からレオセアラ(29)が加わり、横浜Mからは小池龍太(29)が加入した。
リーグ初戦は2月15日、敵地で湘南と対戦。ホーム初戦は同22日に東京Vを迎える。
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