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除災招福願い、羽根突き 水戸八幡宮、梅大使ら 茨城

羽根突き奉納を行う水戸の梅大使と新成人の野村綾香さん・紀香さん姉妹(左から)=水戸八幡宮
羽根突き奉納を行う水戸の梅大使と新成人の野村綾香さん・紀香さん姉妹(左から)=水戸八幡宮


今年1年の除災招福を祈願する新春恒例の「はねつき・破魔弓神事」が13日、茨城県水戸市八幡町の水戸八幡宮(田所清敬宮司)で開かれた。稲の豊凶を占う羽根突きや古式礼射などが行われた。同宮、水戸人形組合主催、茨城新聞社後援。

神事では、田所宮司が邪気払いの矢を放ち、同県大子町の書家の中島鸞山さんが手がけた大羽子板を新成人2人が奉納した。女性神職と巫女(みこ)が稲の豊凶を占う年占羽根突きは、「今年は全体にやや良。早稲(わせ)と晩稲(おくて)に比べ、中稲(なかて)は豊作」と出た。

続いて、水戸の梅大使3人と二十歳を迎えた女性2人が華やかな振り袖姿で登場し、笑顔で羽根突きを奉納した。双子で神事に参加した同県小美玉市の新成人、野村綾香さんは「運動を頑張りたい」、紀香さんは「勉学に励みたい」とそれぞれ1年の抱負を話した。

水戸市弓道連盟による古式礼射では、矢が的に当たるたび、参拝者から「おおっ」と、どよめきが広がった。一般参加の羽根突き大会、弓大会も行われた。

神事に先立ち、本誌文芸欄で公募した「はねつき俳句」の表彰式を実施。最優秀賞、木村久美子さん(同県那珂市)ら受賞者に賞状と記念品が贈られた。



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