市役所に新春の彩り 高校生が生け花 茨城・常陸太田
茨城県立太田西山高(同県常陸太田市新宿町、菊池幸恵校長)の2年生が14日、同市金井町の市役所内で生け花に取り組み、出来上がった作品を庁内4カ所に飾った。来庁者は「華やかさがあって素晴らしい」などと話した。
「新春を彩ろう」をテーマに、7人が4班に分かれて創作。草月流の外部講師のアドバイスを受けながら、与えられた素材をその場で工夫しながら制作した。マツやウメ、ハボタン、ユリなどの花や木の配置を生徒同士で相談しながら自分たちの感性で仕上げた。
木村海斗さん(17)は「市役所内で緊張したが、きれいに生けることができてうれしい。正月らしくマツを飾り、どこから見てもきれいに見えるように頑張った」と満足そうに話した。作品は21日まで、1階フロアで飾られる。