茨城県警土浦署は14日、同県土浦市、会社員、女性(68)が、交流サイト(SNS)で知り合った投資アドバイザーを名乗る者に、現金1175万円をだまし取られたと発表した。同署はSNS型投資詐欺とみて調べている。

同署によると、女性は昨年9月8日、動画投稿サイト「ユーチューブ」上の「AI投資」という広告をクリックしたところ、投資アドバイザーを名乗る者からLINE(ライン)アカウントの友達申請が届き、登録した。さらに同じ者からグループLINEに招待され、「資産倍増計画に参加しませんか」などと誘われた。女性は、指示されたサイトで口座開設の手続きをし、サイト上で株を購入して売却すると利益が出ているように表示されたため、同30日～12月2日に、計8回にわたり現金計1175万円を振り込み、だまし取られた。