早春告げるロウバイ ほのかに甘い香り 筑波山梅林 茨城
筑波山中腹にある筑波山梅林(茨城県つくば市沼田)で、ロウバイの花が見頃を迎え、光沢のある黄色い花が早春の訪れを告げている。
標高約250メートルにある観梅広場付近では、ロウバイ数十株がほのかに甘い香りを漂わせている。訪れた家族連れらは、青空と黄色のコントラストを写真に収め楽しんでいた。
県内では15日、龍ケ崎市で14.2度、水戸、土浦市で13.8度(午後3時時点)など7地点で今年最高気温を観測した。
毎年夫婦で訪れているつくば市北条の谷田部宏子さん(71)は「ここに来た瞬間春の香りがした。色合いがとてもきれい」と話した。同市観光推進課によると、見頃は今週末までという。