陶器で女性の頭部殴打 殺人未遂容疑で義理の息子逮捕 茨城県警桜川署【更新】

義理の母親の頭や顔を陶器で殴るなどの暴行を加え、殺害しようとしたとして、茨城県警桜川署は16日、殺人未遂の疑いで、山形県庄内町、無職、男(66)を逮捕した。同署によると、容疑を否認している。
逮捕容疑は15日午後6時15分ごろ、フィリピン国籍の桜川市、会社員、女性(56)方で、殺意を持って女性の頭や顔を陶器の置物で複数回殴打するなどの暴行を加え、頭や顔などに全治不詳のけがを負わせた疑い。女性は鼻の骨を折るなど重傷を負ったが、意識があり命に別状はないという。
同署によると、近くを通りかかった女性(30)が「血まみれの女性に呼び止められ、知らない男に殴られたと言っている」と通報した。
県警によると、男の妻は女性の娘で2人は義理の親子。男は現場から車で逃走したが、約2時間後の同日午後8時ごろ、県警自動車警ら隊が県央地域にいた男を発見し逮捕した。
同署は2人に何らかのトラブルがあったとみて調べている。